お母さんの料理

今、私は一人ぐらしをしてるのですが

まぁご飯を作るのが面倒くさい。

かといって私は人より1.5倍の量を食べないと気が済まないから、食べないとかの選択肢はまずないんですよ。

惣菜とかも最初は食べたけど味に飽きるし、

カップラーメンとかは何か体に悪い気がしてこれもあまり食べない(何故か袋ラーメンはOKだと思うけど♪)

 

だから今頑張って自炊してるのですが、

そこで改めて親の有り難さを知るんですね。

 

私の親は失礼だけど料理があまり得意ではない方なんですよね。

中学の時、弁当に入ってた卵焼きを友だちが見たときに、『なんか卵焼き黒いね』なんて言われましたしね。

伊東家の食卓を見て作ったチーズボール的なのは普通にトラウマの味になるぐらいかなり失敗してたし、

グラタンの素使ってるのに味が変だったり。

高校のときは親のご飯を食べたくなくて、ひたすら友達を夜ご飯に誘ったりもしてましたし。

 

私の実家はアパートなんで、部屋なんか無いし早く家出たくて、21歳の頃に1人ぐらしを始めました。

最初は好きなもの作って食べて、「あー幸せ♪」

なんて思ってましたが、1ヶ月過ぎたあたりから

気付くんですよ。

‘自炊のレパートリーの少なさ’

に。

しかも、ほぼ肉か麺。

魚は高いし、野菜はお腹たまらないし。

だから健康とは逆の生活になっちゃうんですよ。

そこで気づいたのが

“親の料理はレパートリーが多い”

ということに。

いや、これ1人ぐらしした人しかわからない事なんですが、親の料理ってめちゃくちゃ健康的だったと思いませんか?

魚の煮付けの横には和え物、白ご飯、味噌汁、梅干しとか、

パスタの日でも、スープとサラダはありましたし。

1人ぐらしの献立とか、オムライスとレタスだけのサラダや、ちゃんぽんのみとか。

 

このレパートリーの食事作れないことは無いんですが、なんせ食費が重なる。

こんな食費かけてまではいっか!って諦めちゃうんですよね。

これもお父さんが働いて稼いだお金でお母さんが作ってくれてた有り難さを今更ながら実感するんですよ。

 

お母さんが作った黒の卵焼きもチーズボールも今食べれば絶対美味しい。

 

それ以外にも親元離れて有り難さはいくつか実感しますが、1番最初に湧いた有り難さでしたね。